オメガシーマスターアクアテラ“15,000ガウス”



これはすごいです、「オメガ シーマスター アクアテラ 15,000ガウス」。
東京では、 2013年6月27日、東京のオメガ本社、ニコラス・G・ハイエックセンターで記者会見が開かれました。
本体サイズは41.5×12.95mm(直径×厚さ)。水深150mまでの防水性能を持ち、カレンダー機能も備えます。
そして、機械式時計で唯一、15,000ガウスの磁気に耐える防磁性能を持っています。

これまでの機械時計で耐えられる時期は900ガウス程度でした。
今回新開発された「オメガ シーマスター アクアテラ 15,000ガウス」では、16倍以上の磁気の15,000ガウス以上の磁気に耐えることができます。
これを可能にしたのはシリコン製のバランススプリングと、チタン製のバランスホイールを持つ『8500』キャリバー。
新しいムーブメントは、ETA社と、スウォッチグループのエンジニア達によって制作されたました。
これまで磁気に反応していた全ての強磁性体部品を非磁性体部品に変更されています。
さらに、これまでの防磁ムーブメントでは不可能だったデイト表示やスケルトンも可能です。
このムーブメントは「オメガ シーマスター アクアテラ 15,000ガウス」以降、全てのOMEGAの機械式時計に反映されていくそうです。

考えてみれば、IT機器の復旧によって私たちの生活の中にはこれまでになく磁気があふれています。
そんな中で登場した「オメガ シーマスター アクアテラ 15,000ガウス」は、機械式時計のエポックメーキングでもあり、必然ともいえるのかもしれません。